新型コロナウイルスの70代の致死率は8%

新型コロナウイルスの年齢別致死率

大阪城ラジオ体操会の参加者ですが、平均72歳です。

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が出している「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第1版」から見ると、新型コロナウイルスに感染すると、
70~79歳で、致死率8%
80~89歳で、致死率14.8%
と発表されています。

これはラジオ体操の参加者が100名だと8人~15人、200人だと16人~30人くらいの方が亡くなる可能性があります。
自分だけは、かからないと言った過信は禁物かと思います。

志村けん(70)さんの場合、3月17日、倦怠感を訴え、自宅で静養を続けていました。
その後19日になって、発熱や呼吸困難の症状が現れたため、翌日、東京都内の病院に搬送され、重度の肺炎と診断されて入院しました。
入院の3日後の23日に、検査の結果、新型コロナウイルスへの感染が確認され、その後、人工心肺装置を使うなどして治療を続けていたということですが、29日夜遅く、都内の病院で亡くなりました。

倦怠感などの自覚症状が出てから、1週間後には意識がなくなり、2週間も経過しない間に亡くなりました。

自分だけは大丈夫だと思われて感染したあと、仲間や家族にも感染させてしまい、その方が亡くなってしまうことを想像してみてください。
自重ある行動をお願いします。

緊急事態宣言

緊急事態宣言を受けて大阪城ラジオ体操会の対応について

安倍首相から令和2年4月7日に緊急事態宣言が発令したことをうけ、大阪城ラジオ体操会では令和2年4月10日から5月6日まで、大阪城ラジオ体操会によるラジオ体操をお休みすることとなりました。
毎日、ラジオ体操を楽しみにされていた方には申し訳ないのですが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置ですので、ご容赦ください。

今回の新型コロナウイルスでは、無症状の方でも実は病原体保菌者であり、知らぬに身近にいる方に感染させてしまっている可能性があります。
くれぐれも気をつけて頂き、また元気よくラジオ体操会で会えること楽しみにしています。

厚生労働省のHPからの抜粋

厚生労働省のホームページから
「通常、肺炎などを起こすウイルス感染症の場合、症状が最も強く表れる時期に、他者へウイルスを感染させる可能性も最も高くなります。
ただ無症状病原体保持者からも、可能性は低いとみられるものの、新型コロナウイルスについては十分解明されていないこともあるため、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。」とあります。
具体的に感染を予防するために注意することは、「石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
また、人込みの多い場所は避けてください。屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。」とあります。