朝のラジオ体操会は引き続き当面休止

朝のラジオ体操会は引き続き「当面休止」をお願いします!

NPOラジオ体操連盟のHPより以下転載します。

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が5月31日まで延長されました。政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」によれば、「新規感染者数が減少傾向に転じるという一定の成果が現れはじめているものの、新規感染者数が未だ200人程度の水準となっているため、当面、新規感染者を減少させる取組を継続する必要があるほか、地域や全国で再度感染が拡大すれば、医療体制への更なる負荷が生じるおそれもある」ため、「緊急事態措置を実施すべき期間を延長する」とされています。 当連盟では、4月7日の緊急事態宣言が出された後、全国で毎朝ラジオ体操を行っている皆さまに「朝のラジオ体操会の当面休止」をお願いしてきましたが、引き続き、全国のラジオ体操を行っている皆さまに以下のことをお願いいたします。

1)毎朝集まってラジオ体操を行うことは、「3密」のうちの「2密(密接、密集)」につながる恐れがあります。特に、ご高齢の方の重症化リスクが高いことも踏まえ、皆さまの感染防止のためにも、また感染させないためにも、緊急事態宣言が延長された現状を鑑み、引き続きラジオ体操会の実施は当面休止されるようお願いします。健康保持のため、ラジオ体操はご自宅で行っていただくよう重ねてお願いします。

2)ご自宅でラジオ体操を行っていただく際の参考になるよう、この度、NHKラジオ・テレビ体操講師の方々及びアシスタントの皆さん一人一人が、ラジオ体操第1・第2及びみんなの体操などを動画取りし当連盟HPにアップしました。ご自宅でラジオ体操を行っておられる皆さまに是非ご覧いただければ幸いです。

新型コロナウイルスの70代の致死率は8%

新型コロナウイルスの年齢別致死率

大阪城ラジオ体操会の参加者ですが、平均72歳です。

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が出している「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第1版」から見ると、新型コロナウイルスに感染すると、
70~79歳で、致死率8%
80~89歳で、致死率14.8%
と発表されています。

これはラジオ体操の参加者が100名だと8人~15人、200人だと16人~30人くらいの方が亡くなる可能性があります。
自分だけは、かからないと言った過信は禁物かと思います。

志村けん(70)さんの場合、3月17日、倦怠感を訴え、自宅で静養を続けていました。
その後19日になって、発熱や呼吸困難の症状が現れたため、翌日、東京都内の病院に搬送され、重度の肺炎と診断されて入院しました。
入院の3日後の23日に、検査の結果、新型コロナウイルスへの感染が確認され、その後、人工心肺装置を使うなどして治療を続けていたということですが、29日夜遅く、都内の病院で亡くなりました。

倦怠感などの自覚症状が出てから、1週間後には意識がなくなり、2週間も経過しない間に亡くなりました。

自分だけは大丈夫だと思われて感染したあと、仲間や家族にも感染させてしまい、その方が亡くなってしまうことを想像してみてください。
自重ある行動をお願いします。